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柴田陽子「勝者の思考回路」感想・レビュー

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こんにちは。大島トキコです。

ブランドプロデューサー柴田陽子さんの
「勝者の思考回路」を読みました。


憧れの人であり、女性の働き方としても
学びが多かったので
本の要点と感想を書いていきたいと思います。

 

ミラノ博や「グランツリー武蔵小杉」、最近では
「東京プラザ渋谷」のブランディングで
大成功を納めている柴田さん。

NHKプロフェッショナルの流儀にも
出演されていました。

その柴田さんの最新刊。

現在のサクセスストーリーに繋がった
日々の思考法については
すぐに取り入れたいと思える内容でした。

「勝者」とは何か?

私にとって「勝者」とは、ビジネスのトップリーダーになったり、売上を圧倒的に上げたり、年収を何倍にもすることではない。

常に高い志を持ち、味方が多く、応援してもらえる。

そして誰かの役に立つという充実感の中で生きている。

仕事内容やライフスタイルに関係なく、あなたは「勝者」になり得る

 

これが、柴田さんが考える勝者の定義。
柴田さんは自分自身は勝者だし、これからも勝者と断言している。

勝者になるには、勝者の思考回路を持つこと。それだけ。

もし、持ってなかったとしても
思考回路は訓練することができる

 

「だから誰だって勝者になることができるんだよ」

という柴田さんのメッセージはまさしく私も
日々感じていること。

 

アラフォーで安定した会社をやめ独立し、
人脈ゼロの新天地で全く違う仕事を始めた。

 

自分の仕事筋肉をもっと付けたいと
ゼロから始めたWeb広告の仕事を通して、

 

年齢も経験も関係なく、
年間数千万以上稼いでいる人がゴロゴロいて
ビックリした。会社員時代には想像してなかった。

でもその人たちって売上だけに囚われているわけじゃない
ことを知った。

人の役にたてるか、自分の成長につながるかの
気持ちが強い

 

共通するのが、成功するまで
諦めずにやり続けて、改善し続けていること

 

まさに柴田さんが書いている勝者の思考回路
失敗や諦めるという出口を想像していなかった
と一緒。

 

すぐに成果が出ることばかりじゃないけど、
成功というゴールしかない

そういう思考を持つことが今の私の
目標のひとつ。

「勝者の思考回路」になる方法

柴田さんのどん底もありながらの
サクセスストーリーからの
「勝者の思考回路」を持つための
具体的なやり方もたくさん書かれている。

いくつかピックアップする。

絶対的にブレない軸を見つける!

ブレない軸とは自分のコンセプトのこと。

これからの時代、
何を買うかでなく、誰から買うか

買う方はストーリーごと好きな人を選び
さらに応援していくという消費構造になっていく

だからこそ、パワフルなコンセプトが必要だ。

まさにこれはそうだな。と思う。

人は、機能的価値ではなく感情的価値で
物を選んで買う時代。

スペックではなく、ストーリーの時代だ。

 

今、コンサルをしていても、
一生懸命こだわりや思いを込めて
商品を創っているメーカーさんも、

なぜかストーリーではなく
スペック推しという概念がまだまだ強い。

 

買う人の気持ちを動かす開発秘話や
作っている人の苦労・プロフィールがあることで
その商品は唯一無二のものになる。

 

ちなみに、こういう話をすると、
なるほどと理解してもらえることも
増えてきた。

 

柴田さんのコンセプト作りは
私の憧れ。背中を追い続けたい。

良い感想をたくさん持とう

他にも勝者の思考回路として、柴田さんが
紹介していたこと。

良い感想とは決してポジティブという訳ではない。

次に繋がる感想が
良い感想だ。

 

そのためには一度もった感想を
「育てる」こと。

素朴にもった感想を

他者の存在を意識したらどうか?
もっとたくさんの感想を引き出せないか?

そんな風に深く広く思考する。

これは確かに必要なことだなと思った。

ただ、感想を考え続けるというのは
アタマで意識しつづけないとなかなか難しい

人ってなかなか変われないから
普通にやるのは結構ハードルが高いと思った。

だから私は
物理的なやり方を変えるの簡単だと思った。

例えば、私は思考するときに

方眼ノートを使っている。

単に使うのではなく、正しい使い方を学んで
方眼ノートに線を引いて
思考整理が格段に進む書き方をマスターした。

その結果、
ノートに向かえば、
自然と思考整理できるようになった。

それは私が能力が付いたとかでなく
単に、方眼ノートで思考整理できる
やり方を知ったから。

今、自分の子どもたちにも
作文を書くときに、このやり方で
教えている。

すると、長男は市の作文コンクールで
入選した。
何より作文好きになったのが嬉しい。

(方眼ノートの特別な書き方については
別記事でも書いているので
良ければ見てください)

これからの時代に必要な思考

本書のレビューに話を戻す。

物事を成功させるには大切な要素があって

「ビジョン」というマクロ
「小さな習慣」というミクロ

の2つだと柴田さんは言う。

ビジョンは関わっている人たちの気持ちをひとつにし
小さな習慣から行動が変わる。

 

小さな習慣を変えるには
マネをする
よくないと思ったことは止めてみる

これだけでも、思考を劇的に変えることが
可能。

これからの時代

ガツガツと数字だけを求め
自分を押し殺しながら
ライバルに勝つ

ことがダサくなるし、
そんな人生を過ごしたいわけじゃない人が
多くなる。

柴田さんの言う「勝者」
堂々と「自分」「仲間」「社会」のすべてに
「YES」と言える人生を目指したい。

1時間もあれば読める本なので
ぜひ、毎日にちょっと疲れたり、
疑問を持っている人に読んでみてほしい。

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