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ベストタイミングで仕掛けるマーケティング

タニモクに夫婦で参加 してみた

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こんにちは、大島季子です。

タニモク」という言葉を聞いたことはありますか?
他人(タニ)に目標(モク)をたててもらうという
ワークショップです。

https://tani-moku.jp/index.html
パーソルキャリア㈱さんが提供されているワークショップコンテンツで
誰でも自由に公開されたツールを使ってやることができます。
(営利目的は不可です)

この間、このワークショップに
夫婦で参加してみましたので、今日は
そこでの気づきと結果を書こうと思います。

新年だから目標設定をしている方も
多いと思いますが、意外と自分で立てるのは難しいもの。

だから、あえて他人に考えてもらったら、
自分では思いつかなかった目標が見つかるかも。
そんな目的のワークショップです。

毎年同じ目標作っちゃって、という方の
お役に立てたらうれしいです。

そもそも目標ってなんで立てるの?

目標、大事です。この記事を読んでくださっているので
きっと目標を決めて、しっかり達成していきたい
という方ばかりと思います。

ではなぜ、目標が必要かというと・・・

目標を立てたほうが成果が出るから。

実はこれは長年研究されていて、
例えば、アメリカの心理学者ロックは目標設定理論というものを
提唱しています。(1950年代)

目標設定理論とは、目標という要因に着目して、モチベーションに及ぼす効果を探ることを目指した理論のことを言う。

目標設定理論では、モチベーションの違いは目標設定の違いによってもたらされると考えられている。

本人が納得している目標については、曖昧な目標よりは明確な目標のほうが、また難易度の低い目標よりは難易度の高い目標のほうが結果としての業績は高い、ということが確認されている。

 

この理論は、

ドラッカーが提唱した目標管理(MBO-Management by Objective)の理論的背景にもなっています。老舗ですねー

 

確かに1日の目標を立てて過ごした日とそうでない日は
やれた事の数は全然違いますよね。
これは目標設定で私たちのモチベーションに影響を与えているからだったのです。

じゃあ、やっぱり
目標設定を使いこなせるようになりたい!

ここで思い出すのが、目標設定手法で有名なSMARTの法則です。

◆要素1:Specific(具体的に)
誰が読んでもわかる、明確で具体的な表現や言葉で書き表す

◆要素2:Measurable(測定可能な)
目標の達成度合いが誰からも判断できるよう、その内容を定量化して表す

◆要素3:Achievable(達成可能な)
希望や願望ではなく、その目標が達成可能な現実的内容かどうかを確認する

◆要素4:Related(経営目標に関連した)
設定した目標が職務記述書に基づくものであるかどうか。と同時に自分が属する部署の目標、さらには会社の目標に関連する内容になっているかどうかを確認する

◆要素5:Time-bound(時間制約がある)
いつまでに目標を達成するか、その期限を設定する

 

この要素を満たす目標を設定すると
「いい目標」になるわけですが、自分の目標を立てるって
意外と難しい!

あえて他人に目標を作ってもらう経験

毎年目標を立てていると

これって去年も立ててたよね (;’∀’)

ということありますよね。

ということで、今回、タニモクでは初めて他人に自分の目標を考えてもらいました。
しかも、夫婦で参加してみました。

タニモクはこんな風にやります。
(やり方は決まっているので、公式サイト見てくださいね!)

1組3-4人のチームになります。

1.ファシリテーターから全体説明
2.自己紹介
3.【3分】各自で自分の現状を絵にする
できるだけ言葉は使わない方が良い

4.ブレイクアウトルームに分かれる(グループ3-4名)
5.【5分】トップバッターの人が、自分の現状の説明する
6.【7分】他のメンバーが説明した人に質問する
7.【5分】他のメンバーが説明した人になりきって目標を考える
8.【12分】他のメンバーが順番に、自分が考えた目標をプレゼンする(3分×人数)

この5-8(約30分)をそれぞれ順番に回していきます。
全体では2時間くらいでみんなのタニモクができました。

夫婦でタニモク参加 での気づき

気づいたことは3つあります。

1. 他人に目標を立ててもらうって新鮮!

私は2021年目標はまさに今作成途中だったので、
ここで他人の視点を入れるのは
とっても新鮮でした。

例えば、
私はアラフォーになり、体質が変わってきて
以前ほど体力・長時間頼みの活動ができなくなっていて、
なんだかなーって思っていたんです。

だから、ヨガや発酵食、睡眠をすごく大事にするようになりました。
自分にとっては、以前との違いは体力減退ってことで
ネガティブにしかとらえてなかった。

でも、バランスを保ちながら仕事も健康も生活もやっていることって
求めている人多いんじゃない?それを発信コンテンツの一つにしよう

という目標を立ててもらったのが本当に新鮮で!

この観点はぜひ取り入れていきたいと思いました。

きっと他人から見ると自然な成り行きなことは
自分だと気づかなかったりします。
誰かに聞いてもらうことって大事ですね。

自分を認められてる感がはんぱない

質問時間が7分間あって、その時間はとにかく自分のことを
みんなが質問してくれる。
自分事として目標を立てるためには質問しなくちゃ
考えられないからです。

 

実はこの7分間の工程がすごく心地よくて、
みんなからコーチングされて、
自分自身も内省されていき

これだけでも、

あ、私こんなこと考えていたんだな

って目からうろこがたくさん。

さらに自分のためにみんなが目標を真剣に考えてくれる。

押し付けではなくて、

私が●●さんだったらこうするよ

という伝え方なのも、素直に受け取れるポイントになってます。

30分間は、自分のことをインタビューしてくれ、目標を考えてもらえる、
「主人公」タイム。

チームで取り入れるのもすごくいいと思います!

夫婦間でもっと応援したくなった

日々の生活で夫婦で普段2時間も相手の目標について話すなんて
ないんです。少なくとも我が家は!(;’∀’)

それがガチっと2時間他人(夫婦含め)現状と目標を
深堀することができるのは貴重な時間でした。

夫に対しての質問で、

もし24時間フリーな時間があったらどうする?
と質問をしてくれたのです。すると夫は

おいしいラーメン屋さん行ったり、運動したり、ちょこっとした幸せなことをしたい。

自分は大それた幸せよりも、日々のちょこっとしたことに結構飽きないタイプなんで。

って答えてました🍜

今すぐ、ラーメン屋さん行ってください✌ってことになりました。

私が普段夫に対して

自分の時間をもっと作って、自分で自分をご機嫌にしたほうがいいよ

と言ったりしてたんですが、
他のメンバーに言ってもらえたので、腹落ちしたみたいでよかった。

自分のパートナーが他の人からどう見えているのかなということも分かって、
嬉しい言葉もあったし、夫を理解する上での視点が増えた気がします。

改めて、タニモク参加してのまとめ

他人に目標を立ててもらうというのは、

新しい目標視点が持てたり、他人を応援しやすくなったり、自己受容感が上がる

とってもいいやり方でした。

タニモク自体のカリキュラムについては、
最初の5分の現状説明がもう少し短く、その分7分間の質問時間に時間を取ったほうが
いいかもしれません。この質問時間で、本人の理解と内省が深まるので。

 

1年に1度はやってみたいなと思える体験でした!

https://tani-moku.jp/index.html

やりたい方は声かけてください。
ファシリします!

 

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